相続税、贈与税

相続税⑱「相続税の税務調査」

相続財産が相続税の基礎控除額(3000万円+600万円×法定相続人の数)を超えた場合、通常は相続税の確定申告が必要です。相続税の確定申告を完了し、納税した後も安心はできません。なぜなら、最終的なチェックとして税務調査が行われるからです。税務...
相続税、贈与税

相続税⑰「配偶者の税額軽減」

配偶者の税額軽減とは、配偶者間の相続においては1億6000万円まで無税となる制度のことです。であるならば、相続財産が1億6000万円以内である場合、配偶者に相続させることが相続税の観点から有利に思われるかもしれません。ただし、配偶者の税額軽...
相続税、贈与税

相続税⑯「小規模宅地の特例」

ここでは相続税を大幅に安くすることができる制度を紹介します。それは「小規模宅地の特例」です。この「小規模宅地の特例」について詳しく見ていきます。小規模宅地の特例小規模宅地の特例とは「自宅の土地を配偶者か同居親族が相続した場合、330㎡(10...
相続税、贈与税

相続税⑮「アパート経営による相続税の節税」

宅地(建物を建てるための土地)は、自用地、貸家建付地、貸宅地に分類でき、そしてこのうち、自用地、貸宅地を利用した相続税の節税方法は相続税⑭「土地を利用した相続税の節税」で説明しました。今回は「貸家建付地を利用した相続税の節税方法」を説明しま...
相続税、贈与税

相続税⑭「土地を利用した相続税の節税」

相続税を節税する手法としては2つありました。ひとつは「現金より、不動産で相続すると相続税の節税になる」という点、もうひとつは「相続の対象となる不動産を他人に貸すとなおさら節税になる」という点です。なぜなら、例えば 現金1億円を持っている場合...
相続税、贈与税

相続税⑬「タワーマンション節税」

相続税⑪「不動産を利用した相続税の節税」で解説したように、不動産を用いた相続税の節税方法として2つありました。①「現金より、土地、建物で相続すると相続税の節税になる」②「相続の対象となる土地や建物を他人に貸すとなおさら節税になる」タワーマン...
相続税、贈与税

相続税⑫「建物の相続税評価額の求め方」

相続財産となる建物を相続する場合、建物の相続税評価額は時価ではなく、固定資産税評価額に基づいて算定するということは、相続税⑪「不動産を利用した相続税の節税」において指摘しました。では、この固定資産税評価額とはいったい何なのか、また、建物の相...
相続税、贈与税

相続税⑪「不動産を利用した相続税の節税」

大手の不動産会社が「相続税対策にアパート経営がおススメ」といううたい文句で、資産家に対してアパート経営を勧めることがあります。アパート経営をすることによって、本当に相続税の節税対策になるのでしょうか。この記事では、不動産を利用した相続税の節...
相続税、贈与税

相続税⑩「相続税の計算手順」

相続税の計算は、以下のステップ1からステップ4の手順を踏んで行われます。計算手順は以下の例題に沿って説明します。例題被相続人の遺産は合計1億8800万円、借金は4000万円であった。相続人は妻と長男(21歳)と長女(16歳)である。遺産分割...
相続税、贈与税

相続税⑨「税額控除」

相続税には「税額控除」という相続税を減額できる制度があります。この「税額控除」は相続税額を直接減額するものです。よって節税効果は、相続税の基礎控除額や死亡保険金、死亡退職金の非課税枠よりも、相対的に高いと言えます。この「税額控除」は6種類あ...