日本経済衰退の原因は?

私は日頃、税やお金に関する知識に触れることが多く、その結果、「日本経済がなぜ失速したのか、なぜ円安や日本の貧困化が止まらまいのか、日本経済衰退の原因は何なのか?」ということを考えることが多いです。

「ああでもない、こうでもない」と色々と頭の中で思いを巡らしてきたのですが、「これが日本経済衰退の根本原因ではないか!?」と思われるようなことをおっしゃるYouTube動画を見つけました。

それが「クラシカch」さんの「【ソニー・ホンダEV連携】本田宗一郎が生きていたら泣いている…?」です。

「クラシカch」さんが考える「日本経済衰退の理由」

このYouTube動画で言われていたのが、

「ここ30年で衰退した日本の大企業の共通点は、『創業者がすでに亡くなっている』」

ということです。

戦後、日本は高度経済成長により、世界を代表する会社が日本から沢山生まれました。このときの会社の共通点は「創業者がトップである」ということです。

創業者は野心家であり、ひたすらに挑戦を続けます。その挑戦により会社は成長します。

しかし創業者が亡くなると、会社はどうしても保守的になりがちです。リスクを取って挑戦し続けるよりもリスクを取らずに現状を維持した方が生き残れると考えるからです。

「そのような創業者がいない状態で多くの日本の会社が存続してしまったがために、ここ30年で日本経済は衰退した」というのが「クラシカch」さんが指摘する所です。

「クラシカch」さんの動画を見て思ったこと

今から話すことは、根拠があって話すわけでなく、単なる自分の妄想にすぎないことを始めにことわっておきます。

動画を見て、「これが日本経済衰退の根本原因(のひとつ)だ!」と思いました。

戦後日本の会社が強かったのは、「創業者がトップであることが多かった」からだと思います。

そして、今のアメリカを見てみるとGAFAMなど強いアメリカ企業のほとんどは「創業者が健在」です。

やはり、創業者が現在もトップである企業は強いように思われます。

そしてふと思ったのですが、「アメリカも日本も同じような歴史を歩んでいるのではないか?」ということです。

日本は戦後経済が成長し、豊かな国になり、その後「失われた30年」を経て貧困化が進みました。

アメリカも同じように戦前は経済的に豊かな国だったけれども、戦後日本経済が大きく成長することで日本経済に完敗し、不景気となっていったのではないかと思うのです。

つまり、この時アメリカも今の日本と同じような「失われた30年」みたいなものを経験したのではないかということです。

この時なぜアメリカが「失われた30年」と同じような経験をしたかというと、戦前の経済的に豊かな時代を作り出した創業者が亡くなり、残された人がこの経済的豊かさ維持しようとして保守的になり、その結果日本経済に完敗したからではないか、と思います。

そしてアメリカはそのような経験を経て、今のような実力社会になっていったのではないか、そうすると、日本もアメリカの歴史を追う感じで、アメリカのような実力世界になっていくのではないかと思いました。

つまり、日本経済はアメリカ経済から30年遅れて後を追っている、後を追っているというより、自然とアメリカと同じやり方をしているという感じがします。

そこで思うのが、今後アメリカの大企業の創業者が次々と亡くなっていったときに、アメリカ経済が下がり、そのときに日本経済復活のチャンスが訪れるのではないか、ということです。

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